はじめに
AI(Chat GPTなど)は全ての人が使うべきとも言われたり、使えないという人もいたりと、何かと話題のAI。
なぜ「万能という人」と「使えないという人」がいるのか?その違いは何なのか?
逆に「一番恩恵を受ける人はどんな人なのか?」を考察してみました。
1.何か目標を決めても、具体的に何をすればいいのかわからない人
- 論理的思考が苦手で、自分に合ったやり方とか見つけられない人
→ネット上のノウハウ情報をそれまでの会話の情報に合わせて出してくれます。
- 料理の献立の手順がわからない人
→家にある食材情報を別のメモに保存してコピペしてから、「火を使う」「火を使わない」「時短で」とか色々会話でお願いしたら、レシピを教えてくれて、わからなければ、そこから教えてくれます。
2. Google検索が苦手な人
- トップ3記事ぐらいしか見ない人
→ AIは効率的に必要な情報を引っ張ってきてくれます。
3. “正解が一つじゃない”分野で迷子になる人
- 文章のタイトルがなかなか決まらない人
→ AIは「並べて比較してくれる相棒」として、選択肢を提示してくれる - 人の言うことを、信じがちな人
4. 時間や体力が限られている人
- 子育てや介護で時間が細切れの人
- 集中力が続かない人
→ AIは「分身」として、短時間でアウトプットを生み出します。 - 大量の同じ単純作業をこなす必要がある人
- 画像を量産しないといけない人
- 文献収集を一気にやる必要がある人
- プログラミングを大量に書かないといけない人
5. 新しいことに挑戦したいけど、一歩目が出ない人
- プログラミング・英語・デザインをゼロから始めたいけど不安な人
→ AIは「はじめの先生」として基礎を教えてくれます。
6. 人とのやりとりにストレスを感じる人
- 質問するのが恥ずかしい人
- 失敗や否定を恐れて萎縮しがちな人
→ AIは「否定しない相手」として、練習台になってくれます。
※ただし「否定しない=必ず正解をくれるわけではない」ので注意。
7. 発想はあるけど形にできない人
- 頭の中に簡単なアイデアはあるけれど、ぼんやりしていて言葉にするのが苦手な人
→文章を書くときに、「〜について書こう。」と思っても、何をどういう方向で書けばいいのか思い浮かばない時に、勝手に文章を書き出してくれます。 - 絵を描けないけど、イラストや図解で表したい人
→ AIは「翻訳機」として、ぼんやりしたものをカタチにしてくれます。
持論やアイデアに、執着がない人
→ ここが大事な条件。完成度の高い複雑な論理や創造的なアイデアは、AIが理解できずに崩壊する可能性があるので要注意。でも、単純なアイデアなら大丈夫。
8. 得意・苦手を自分で探す余裕のある人
- AIに丸投げせず、「これは得意そう、これはまだ無理そう」と試行錯誤できる人
→ このプロセス自体がAIとの付き合い方を上手にしてくれます。
→ 逆に、最初から“万能か無能か”で割り切ってしまう人は恩恵を受けにくいです。
9. 文字を読むのは苦にならない人
→ これは意外と一番大事です。
AIから返ってくる答えを理解する力は必要です。
(画像ならセンス、プログラミングなら基礎知識が必要なのと同じです。)
斜め読みして「読んだつもり」になっている人は、AIの誤解に気づきにくいので、ここでつまずきやすいです。
まとめ
AIは「万能の頭脳」ではなく得意なことも苦手なこともあります。
膨大な情報整理は得意ですが、人間の中で生まれる複雑な論理や創造的なひらめきは苦手です。
ですから、創造的な創作物を作る時よりも、初心者的な文章や、情報収集まとめなどは得意。
向いている人は
試すことを楽しめる人または思い入れのないものを作る時
大量生産を必要とする人
が、一番恩恵を受けやすいといえます。
あなたはいかがですか?
一つでも当てはまるなら、AIを試す価値は十分にあります。
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